Web日本評論だけの!!記事 一覧

ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2025.06.16

(第22回)3 人の遺伝的親をもつ子ども:卵子のミトコンドリアをドナーのもので置き換える

その安全性に全く問題がないとは言えないが[1]、体外受精・顕微授精・胚移植は、今や通常の生殖補助医療となったようだ。また、子宮移植も、スウェーデンなど十数か国ですでに実施され、日本でも 2021 年、[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2025.06.13

(第17回・最終回)精神科医の流儀

総合病院などで他科の先生とおつきあいをしていると、ちょっとした行き違いが生じることがありますが、その中に、受診してきた人を引き受けるかどうか、引き受けるとした場合どのように引き受けるかを常に初診で考え[……]
#小さな調整が大きな変化を:発達障害の方々にとって「悪くない暮らし」のために(佐々木康栄)| 2025.06.06

(第3回)専門性とは何か:倫理・知識・技術をつないで“生きた支援”へ

はじめに 第1回では「支援とは、上から何かを“してあげる”ことではない」という倫理的立ち位置を、第2回では「“ふつう”という物差しを疑う」視点をお届けしました。では、その土台の上で実際に現場を動かす[……]
弁護士が推す! 実務に役立つ研究論文| 2025.06.05

(第79回)トランプ通商政策を理解する—国際通商法における相互主義の概念(平家正博)

平見健太「国際経済法秩序の動態と相互主義の論理(1)(2)」/同「国際通商法における相互主義の位相---法秩序の特質とその淵源について」 『早稲田法学会誌』67巻2号(2017年)379-420頁、[……]
私の心に残る裁判例| 2025.06.02

(第84回)男女別定年制の公序良俗違反による無効(鹿野菜穂子)

日産自動車定年差別事件 定年年齢を男子60歳女子55歳と定めた就業規則中、女子の定年年齢を男子より低く定めた部分が、性別のみによる不合理な差別を定めたものとして民法90条の規定により無効とされた事例[……]
伊藤真のひまわり先生| 2025.05.20

(第79回・最終回)災害と憲法

戦後80年間、日本は戦争をしない国でいられましたが、多くの災害には見舞われてきました。 自然災害に対して、日本国憲法はどのような向き合い方をしているのでしょうか。「個人の尊重」と自然災害はどうい[……]
ヒトの性の生物学(麻生一枝)| 2025.05.15

(第21回)子宮移植:あなたは賛成、それとも反対?

まずは、あなた自身に答えていただくところから始めよう。 1.子宮移植では、ドナーから摘出した子宮をレシピエントに移植し、レシピエントが妊娠・出産した後、移植した子宮を摘出します。あなたは子宮移植に賛[……]
プロ精神科医あるあるノート(兼本浩祐)| 2025.05.14

(第16回)精神科医とAI

先日、TikTokでラランドのサーヤが相方のニシダの悪口をChatGPTに言わせようと、あの手この手を尽くす番組を視聴しました。 すごいなと思ったのは、サーヤの言うことに本当に上手に同意しながら[……]
#小さな調整が大きな変化を:発達障害の方々にとって「悪くない暮らし」のために(佐々木康栄)| 2025.05.07

(第2回)「ふつう」を問い直す:支援に必要な視点とは?

前回の連載では「支援とは何か」という問いを出発点に、「特性から考える」ことと「人として見る」ことの両立、とりわけ、私たちのあり方を含めた、いわゆる支援の“倫理観”についてお伝えしました。この“倫理観”[……]
私の心に残る裁判例| 2025.05.01

(第83回)支配株主を有する上場企業の投資家が受ける損害(石川真衣)

西武鉄道有価証券報告書虚偽記載損害賠償請求事件最高裁判決 1 有価証券報告書等に虚偽の記載がされている上場株式を取引所市場において取得した投資者が当該虚偽記載がなければこれを取得しなかった場合におけ[……]
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